短編、未完成品、ネタもろもろ…。
途中で書く気力が無くなったものばかりです。 壱 弐 参
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台詞だけで書いてみた
「ゆやって何で朝はスカート二つ折りなの?」
「長いですか?でも朝は此じゃないと不便なんですよ」
「‥何で?」
「短いと駅の階段上がる時下から見えちゃうし、痴漢に会いやすいんです。」
(痴漢?!)
「まったく‥嫌になりますよ。毎日ドアの隅を確保するのに必死です。」
「……決めた」
「‥?何をですか?」
「明日からゆやと行く。」
「え?行くって私毎朝電車ですし。」
「家まで迎えに行く」
「え?そ、そんな悪いですよ。」
「行く」
「‥はあ。そうですか、解りました(どうしたんだろ急に?)」
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管理人は+寒さ防止の為毎朝電車の中では二つしか折っていません
無闇にゆやたんに触って良いのはほたるだけなのです。
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ほたゆやパロ
―それは初めて知る感情だったのかもしれない
つい先程まで泣きじゃくっていた少女は今は自分の腕の中で右手に小さな風車を左手は男の着物の袖を握り締め穏やかな寝息を立てている
少女を抱き締めながら目の前にぽつんと佇む墓石をじっと見つめた
真新しく刻まれた名とちらちらと風にくゆらせている線香の煙を交互に視界に入れる
容赦無く降り懸かる大嫌いな雨粒でさえ遮る事が出来ない程、それは鮮明に映っていた
「…ごめん」
呟いた言葉は少女へか暗い土の中で眠る死者に向けてか…いずれにせよか細く、掠れていていて降り続ける雨音に掻き消されていった
『けい‥こく‥?‥綺麗な名前ね‥』
そう呟いてあの時少女は眩しいくらい微笑んでいたのに…
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ほたゆやパロモノ。
ほたとゆやたんが二人で旅をする話が書きたかったです(挫折)
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//七夕
織姫→ゆや
彦星→遊庵
「ごめん遅刻した!」
「おーい折角一年ぶりに逢えんのにツレねえなぁ」
「ごめんって。服選んでたの。去年、次逢う時は赤い着物が良いって言ってたでしょ?」
ひらりと紅く染め上げられた着物を翻す
「こんな綺麗な着物着るなんて滅多に無いから色々迷っちゃって。」
待たせて御免と再度謝り無垢な笑顔を見せる
確かに去年、何気無しに期待はしていたが…
「…まぁ俺のタメって事なら許すか」
「ほんと?ありがと。」
思いの他あっさりと許してくれたのでゆやもほっと胸を撫で下ろす
対し遊庵は至極楽しそうな笑みを浮かべた
…なんか嫌な予感
「じゃあ姫さっさと行こうぜ。」
「へ?どこに?」
「一年も御預け喰らって俺様身も心もぼろぼろ。朝までたっぷり癒してくれよ。」
にやりと口を歪ませる
――嫌な予感的中
「え、ちょっまっ」
「待てねえ。」
「―っ馬鹿遊庵!!」
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七夕記念SS。
ほたゆやも書いたけど間に合わなくて敢無く撃沈。
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//無題
「知ってる?誰かの願いが叶う瞬間、何処か遠い場所では何万もの人間が悲しみに泣いているんだよ。」
「…」
「でもさぁ逆に言えば何万もの人間が悲しみに泣き狂えばその分君の願いは叶い易くなるのかなぁ
だったら僕は世界中の人間達を不幸にして君の願いを叶えてあげるよ。」
「…何か嫌な言回しね。
そんな事しなくても私の願いは簡単よ」
「例えば?」
「誰かさんが休み時間の度に教室に来るのを控えてくれる事とか
廊下でいきなり抱き着くのをやめてくれる事とかね」
「それは僕にとっての不幸だよ。」
「…」
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突発的に思い浮かんだネタ。多分時ゆや
元は宇多田ヒカルの例の曲です(キャシャ−ン見たかった!)
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//hope
大好きと言って擦り寄って来る私の大切な妹
軽く頭を撫でて私もゆやが一番好きだよと言うと嬉しそうに満面の笑みを返して来る
死を覚悟してから十数年
一体何度、此の笑顔に救われたのだろう
「兄様、明日お仕事お休みだよね?」
「ああ…明日はゆやの誕生日だからね。」
「うん!」
とたとたと駆け寄り両の手でしっかりと私に抱き着く
子供特有の高い体温が心地良い
明日…あの子は12になる
血縁の事
自分の力の事
此の先長くは生きられない事
全てを話そう…そう決めていた
あの子は受け入れてくれるだろうか
…でも此だけは伝えたい
ゆや
血の繋がりなど無くても私は君を愛しているよ…
どうか
どうか
―幸せになっておくれ――
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望兄が殺される前夜の望兄の心情?
書いてて切ない…。
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//Doll
「何でも手に入るなんて逆につまんなくねえか」
いきなり掛けられた問掛けにゆやは怪訝そうに眉を寄せる
「…まるで欲しいモノは何でも手に入った様な口振りね?」
冷めた瞳で男を見た
「それで、貴方はどう思う?」
冷たい笑味
その笑味に答える様に男も又、口元を吊り上げる
「…そうだな」
腕を延ばし腕の中へと引き込んだ
そっと耳打ちする様に囁く
「後一つ…手に入れば解るかもしれねえな」
「…」
抱き締めても抵抗は無く
囁いてもその眼は冷めた侭
唯一言呟くだけ
私は物じゃない…と
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「瞳を閉じて」から思いついたもの。
どの辺が?といわれると苦しいです(冷汗。絶対に手に入らないものというイメ−ジから…(爆
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